毎年10月下旬から11月中旬にかけて、たくさん柚子をいただきます。
柑橘系の中でもわたしは柚子の香りが大好きです！
果汁は柚子ポン酢、果皮はジャムにして保存しながら冬を過ごします。
絞った果汁と黒糖でコトコト煮る時間は柚子の香りで部屋中がいっぱい。
至福のひとときです。
5年前に柚子の苗木を庭に植えてみましたが、無農薬では毎年葉がなくなってしまい、
花もつきません・・・その繰り返しです。
無農薬栽培は至難のワザであるなと、つくづく思います。
柚子が日本人に親しまれ始めたのは、1300年以上も前のこと。
日本人にとってなじみの深い柑橘類です。
種は廃棄されることがほとんどですが、焼酎に漬けて化粧水をつくったり、
柚子が採れる産地などでは古来から化粧品の素材として使われてきました。
種を触っていると、すべすべになりますよ。
そんな柚子の種子から抽出されたユズシードオイルのキャリアオイルとしての作用を調べた実験により、
メラニン量の減少と、肌の黄色み、赤みの低下が確認された研究データがあります。
柚子シードオイルの美肌作用
以下、日本アロマ環境協会より抜粋
実験方法
25名の被験者の前腕内側（左右いずれかランダム）に、柚子シードオイル1mlを1日1回（夜）、
28日間にわたって塗布。
塗布開始前、28日間塗布後の肌状態を測定し、塗布しなかった部位の肌状態と以下の項目を比較。
- ・水分蒸散量（バリア機能の指標）
- ・角層水分量
- ・メラニン量
- ・ヘモグロビン量
- ・肌色
メラニン量が減少
メラニン量は、塗布しなかった部位に比べて有意な減少が認められました。
他にも角層水分量の増加傾向がみられ、肌色の赤み、黄色みは有意な低下が認められました。
原著論文「アロマテラピーにおけるキャリアオイルとしてのユズシードオイルの基本特性．沢村正義、熊谷千津、
和田真理、岡田嘉仁、浅野公人、吉金優、塚田弘行．アロマテラピー学雑誌、Vol.12, No.1, 41-49, 2012」
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