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女性のキャリアを考える③

以前から話題になっていますが、男性の育児休業取得促進。
現実的に皆さんの周りではすすんでいますか?

厚生労働省による「令和3年度雇用均等基本調査」によると、男性の取得率は13.97%。
この数値は過去最高になりました。
令和2年度の12.65%という結果と比べると1%以上アップしています。
女性の場合は85.1%で、10年以上80%を超える推移をしています。

取得日数は男性の約5割が2週間未満に対し、女性の約6割が10カ月以上18カ月未満。
少しずつではありますが、男性の育児休業の取得率が上がってきているものの、
女性と比べると取得率や日数は低い状況ですね。
まだまだ取得しづらい会社の雰囲気があるようです。

ただ、どんなに頑張っても、会社の体質は変わらないと悩む方もいるでしょう。
その場合は、会社以外が変わるしかありません。
その他には、頼る相手を会社ではなく、パートナーやシッターなどに変えます。
また、自分自身が変わる方法もあります。

パートナーとキャリアプランについて相談しあうことも大切です。
本来は結婚の時点でお互いのライフプランをすり合わせたり、妊娠・出産・子育てを
どのように乗り越えていくのか事前に相談しておくと良いでしょうね。

しかし、夫婦の話し合いの場を持てなかったという方もいらっしゃるでしょう。
自分自身が今後どうしていきたいのかは、自分で決めたいところではありますが、
結婚していると勝手に決めてしまうわけにはいかないこともがあります。

パートナーと、今後どうしていきたいのかぜひ相談の時間をつくってください。
たとえば、仕事、家事、子育てをしながら、お互いキャリアアップを目指すとしても、
同時に共倒れになってしまっては困ります。

どちらかが頑張り時であれば、もう一人はサポートにまわり、無理なキャリアアップを避けるとか、
時期が来たら、つぎは交代でといった形で協力し合えるのが理想ですね。

また、家事や育児の役割分担についても、誰が何をするのかあらかじめ決めておいて、
自分だけに負担がかかるのを避けることで、お互いに応援できる関係がつくられます。

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この記事を書いた人

アラフィフ世代のゆゆです。
アロマやキャリアについて書いています。

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